さいごのあがき

カンボジアで大学生活最後にあがくおっさんの日々

『僕は英語ができない』


 「世の中には、どうしようもないことがあるんだ」ということを、最初に教えてくれたのは、僕の場合、“恋愛”でした。十代の後半、僕はどうやら、「ぶさいく村」に生まれたんだということを理解しました。自分で言いますが、遅い理解でした。高校時代、友人の恋愛を見ていて、その始まりがあまりにも違うので、どうしてなんだろうと考えているうちに、「あいつは『ハンサム村』出身なんだ」と分ったのです。


受験勉強の最中だっただろうか。図書館で読んでた台本の挨拶にこんなことが書かれてた。

モテるモテないの話ではなく、どうやら自分は英語ができない。正確に言うとセンスがない。もはや才能の問題なんじゃないか。

10年以上勉強してるのにこれかよと泣きたくなる。耳が悪い。もう何を言ってるのか聞き取れない。

とネガティブになってたんだけども、微妙にこれは違うなという気がしてる。話せるときと、話せないときがある。

①日常会話は先が読めない

日常の会話はもうなんか読めない。仮にえいごが聞き取れててもなんて言い返していいのかわからない。英語力の問題っていうよりも、コミュ力の問題。うわぁ。なんというか、着地点が読めないよね、だって日常会話だもの。

そして、こっちに来て、おそらく人生発であろうカルチャーショック。遠慮という概念が全く通じない。Noといったら、Whyと返ってる。Yesといい続けてたら、お前はYesしかいないのかと返ってくる。

そりゃ、日本のそういう文化は通じないと知ってるけど、頭でわかってても体がついてかない。もともと何でもかんでも遠慮する性格なので、最初は異様に苦労する。昔よりも英語が話せる分これがさらに苦労する。ほんとこれには心が折れた。

②議論のときは会話ができる

ミーティングとかのときは意見が出しやすい。なぜなら論理の世界だから。会話の着地点や目の付け所がはっきりしてるときは、ちゃんと言いたいことが言える。そりゃ、大学で英語を使うってなったらそういう話し合いのときなんだからまー、こっちの方がやりやすいわなと。

総じていえば、まー議論のときは言いたいことが言えるんだから、まーいいのかなという気もする。


③怒ってるときと酔ってるときは無敵

うん、やっぱそんなもんよね。

④といいつつもやっぱり足りない英語力

特に長い文が作れませんね。これは練習不足なのでしょう。英語ってスポーツみたいなものだなーと思ってて、反復しないと口からはやはりでて来ない。文がどんどん単純になってくる。

といいつつもスマホで洋楽かけて前聞き取れなかった歌詞が聞き取れると、お、成長してんじゃねと思う日々。きっと勘違いなんだけども。

なんてことをふと思った、金曜日のお昼時。

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最近のお気に入りの飲み物はチョコレート味の豆乳。日本の豆乳は豆乳くさくて嫌いだけど、こっちの豆乳はマイルド。こっちは牛乳はあまり見かけませんね。

がんばろ。